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シェイクスピア小田島訳VS松岡訳 両方嗜んでる私が徹底比較!

 


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シェイクスピア、全集が現在購入可能なのは小田島雄志氏訳と、松岡和子氏訳の2つ。

日本で全シリーズ翻訳達成してるのはもうひとり、坪内逍遥氏含めると三人だけど、この人はロミジュリだけはKindleで無料で読めるが、それ以外は絶版となっていて中古でしか入手できず実質二人。

どっちがいいか悩む人もいると思う。

シェイクスピアは演劇の基礎、演劇を趣味にする人、志す人は全部読み切りたいと思ってる人もいると思います。

でも両方読むとなると、膨大だし、何より作品が被る、それだったらチェーホフとかゲーテとか他の作品に触れたほうがいい。

私は松岡版を筆頭に、


Kindleでは小田島版も所有し、購読している。


なので今回は小田島版と松岡版、両方嗜む私が、シェイクスピア読みたいけどどっちを選べばいいか悩んでる人のために選ぶための違い、基準を紹介していきたいと思います!

読みやすさ

やはり一番大事なのは読みやすさだと思う、結論から言うとどっちもシンプルだけどより読みやすいと言える、戯曲的と言えるのは小田島訳だと思う。

どっちも読みやすいけど、松岡版はちょいちょい現代では使わない言い回しチック、古風さというか高尚な言い回しを使ってる印象。

戯曲は音読が基本、台本だから、声に発すると小田島版の方がスラスラ進みやすい。

実際シェイクスピアで演劇でよく使われるのは小田島版、まぁ松岡版の方が歴史が新しいからって理由もありますが。

ただ、松岡和子さんの自著の帯に俳優の阿部寛さんが書いてるから阿部さんはもしかしたらこっちを選択してる可能性もある。


阿部さんのファンなら松岡版がいいかもしれません。

ただ、読んでいて、小田島版は簡単なところもちょくちょくひらがなになってて、漢字が苦手な人でも問題なく読み進められると思う。

ただ地理的にわかりやすいのは松岡版です。

地理的移動が多い作品は地図が載ってるので、イメージしやすい、ヨーロッパ付近は密集してるから細かい地理関係を把握してない人は戸惑う可能性はあると思う。

シェイクスピア作品はキャラがローマとかイギリス辺りの移動が頻繁、近くの国の人が登場したりするからヨーロッパの細々とした地理関係は把握してない人だとイマイチ理解できない人もいるだろうから、これは勉学的側面としてはありがたい。

ただ、地理を把握してないと流れを把握できないかというとそういうわけでもない、あぁ移動したんだな、別の国からやってきたんだなくらいの認識でも読めるから特段優先度は高くない。

私はそこまで非難といういうか、感じなかったけど人によっては松岡版は戯曲らしくないという意見も耳にしたこともある。

だから正直悩んだら小田島版の方が、いいかもしれない、読みやすさとKindleも揃ってるし、場所かさばりたくない人は王道が一番です!

入手しやすさ

今どきはAmazonで揃っちゃうから入手しやすさなんて無意味かもしれんけど、立ち読みしたいという人もいると思う。

自分の読みやすさがあなたにとって読みやすいという保証はない。

実際に読んで判断したいと思うならリアルな本屋で入手できるかも焦点に入ってくるけど、それは松岡版の方が揃ってる。

もちろん小田島版も置いてあることはあるけど、全シリーズ揃ってるかと言われると保証できない。

私の場合、紀伊国屋書店に行ったら松岡版はすべて揃ってたけど小田島版は一部あったけど全部は置いてなかった。

紀伊国屋といえば結構大きい書店、そこで揃ってないとなると、他の本屋でも置いてない、全部揃ってない可能性は高いです。

ちなみに地元の小さい書店だとシェイクスピアどころか戯曲自体が全然揃ってないことはザラ。

戯曲という市場が本の市場の中でもニッチで小さいから、置けば置くほど、在庫になりますからね、少ないんでしょう。

ただ小田島版はKindleが全て用意されてる、松岡版だと一部だけKindle対応してるけど、ほとんど非対応。

だから紙で用意するならAmazonで、KindleでいいならKindle、松岡版だけは本屋で立ち読み確認できる、そういう認識、選び方でいいと思います。

両方を読む価値

少し触れましたが、両方をあえて頑張って読むという選択肢もあると思います。

それやってる人もいるし、大抵シェイクスピアって選ばれがちなのが

  • 小田島雄志氏
  • 松岡和子氏
  • 坪内逍遥氏
  • 福田恆存氏

福田恆存版は全集はないけど本屋に大抵置いてあるし、表紙がかっこいい、文体も歌舞伎調というかちょいワイルドな感じ。

ただ、これらを読むって相当な時間的コストをかけることになる、シェイクスピアが相当好きだと思うなら悪くないがそうでもないならあえてその選択肢を取る理由はない。

特に演劇目的だったらチェーホフとかは演技メソッド、スタニスラフスキーシステムと通ずるところがあるはずだし、シェイクスピア以外にも沢山戯曲はある。

あくまでこれらは読書が相当好きな人、研究者とかがやるべきことであって、趣味レベルとか演じるためにシェイクスピア知りたい人がそこまでやる必要は正直ありません。

まとめ

シェイクスピアは演劇の基礎、もしあなたが演劇をやりたい、もしくは演劇に詳しくなって趣味にしたいと思ってるなら辿らねばならない教養、知っていて当たり前のレベル。

流石に英語版まで読むべきとは思わないけど、教養とかしこまって読む必要はない。

やはり古典、名著だけある、翻訳者の並々ならない努力あってこそですが普通にお話、面白い。

それに、シェイクスピアを知れば演劇だけじゃなく、映画の基礎となるもの、実際、ジブリでも魔女の宅急便とかマクベスが引用されてたり、恋愛映画はすべての基盤はロミジュリ。

極端言えば古典知ったら新しい作品をしっちゃかめっちゃか漁らなくても良くなる。

シェイクスピアに多少関心持ってる人、読んでみようか悩んでる人、ぜひ読んでみてください、そしてこの記事がその一助になれば幸いです。

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