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戯曲の魅力3選 ニッチ故の新鮮さが得られます!

 


戯曲読んだことありますか?

戯曲とは演劇の上演を前提とした台本を指します。

地の文が全く、あっても多少でほとんどなく、登場キャラのセリフのみの構成となってる。

だから慣れてない人は買ったけど積読、とかそもそも読んだことない人もいるんじゃないでしょうか?

そこで今回は戯曲の魅力について語っていきたいと思います!

声で発する前提という新鮮さ

読書好きでも戯曲は読む人と読まない人の差が激しいジャンル、その理由の一つが作りが声で発することが前提だということ。

小説とか自伝とか読んでる人でも戯曲は読み続けられないって人は結構見かける。

セリフしかないから、頭に入ってこないのだと思います。

学生の頃、国語は教師にひたすら音読させられましたよね、でも戯曲以上に音読前提なジャンルはない。

台本として作られてる、つまり演劇用なんだから声出さなきゃむしろ目的と乖離してるってことになる。

でもだからこそ新鮮さがある。

大人になる連れて、読書って音読なんてしませんよね?

強いていえば詩を嗜む人は音読することもなくはないけど、詩も黙読できるし何より短文、気に入った詩の文だけを読めばいいとこもあるから、大半が黙読で済ませられる。

黙読は成長の証、学生が音読させられるのは声に発することで感覚的に文章を吸収させるため、でも戯曲の場合は成長以前に音読こそ適してる。

だからこそ新鮮さが感じられるんです。

読書に飽きてる、そういう人は戯曲を声に出して読むと、新しい快感を得られます。

国語に出てこない新鮮さ

そして戯曲はニッチ、何でだろうと考えたけど国語の教科書に全く出てこないからだと思っています。

最近だと演劇やりたい、って人に限って戯曲全く読んでないなんて人がいる。

演劇ガチ勢の人からすると一昨日きやがれって話でしょう?

でも一概に私は否定する気にならない、なぜか、それは演劇の教科書は戯曲であると、そもそも知らない、怠惰なのではなく、存在そのものを認知してない可能性があるからです。

下手したら戯曲って言葉すら知らない可能性がある。

でもドラマとかミュージカルとかそういう演技の世界がキラキラ輝いて見えるから演劇はやりたい、でもそれには戯曲で学ぶ必要がある、とリンクしてこない。

シェイクスピアとか世界史とかだと一行でルネサンス期に活躍した劇作家だということ位しか記載されてない。

小説家として有名な三島由紀夫だって、実は小説より一部評論家の間では戯曲の方が完成度高いと評判なんだとか。


私も三島由紀夫作品って思想が強すぎて文体は美しいけど、作品に作者の顔が見えて、ちょっと苦手な部類ではあるけど戯曲はとても好き。

三島由紀夫といえば読書してる人なら知らないやつはまずいない、でも分厚い、とか合わない、とか色々な理由で敬遠してる人もいるんじゃないですか?

でも戯曲なら音読前提だから読書苦手って人にもおすすめ、金閣寺や仮面の告白とか勧められがちだけど私は近代能楽集とかサド公爵夫人とかから入ったら?と思ってます。

小説や自伝だと思想がガッツリ垣間見えるが、戯曲はキャラが登場し、セリフでストーリーが進んでいくから物語として思想が入りにくいのでしょう。

でもそれくらいニッチな戯曲を読もうって発想になるのは酷な事。

逆に言い換えると学生の頃、演劇に一切絡んでなかった人にとっては新鮮そのもの。

戯曲は小説とか詩とは違う側面を引き出す、苦手、と思ってても戯曲は素晴らしい、なんて考えになり得るんです。

演劇という趣味に派生できる

そして最後、戯曲を知れば当然演劇という趣味に派生されます。

やるのはもちろん見るにしてもね。

舞台用台本なんだから舞台で使われることは当然あります。

演劇っていきなり作品から入ると理解に苦しむことがある。

映画と同じですよ、映画も原作知ってるとカットされてる、モノによってはなんでこうなるの?というシーンありますよね?

つまり短い時間でストーリーをまとめなきゃならない、全部を舞台で表現し切ることは不可能。

つまりあなた自身の前提知識が物言う、演劇は特にその毛が強いですね。

映画は知らない人でも楽しめるように、ですが演劇は知ってて当たり前が先に来てる。

それがいいか悪いかはどうでもいいけど、言い換えれば知ればより楽しめるということ。

読書って読んで終わり、読書したらそれをどう活かすか、人次第だけど戯曲は新たな趣味の派生をさせやすいので読書だけで終わらせたくないって人にもおすすめなんです!

まとめ

戯曲はニッチゆえか名作、と言われてるのに絶版になるのが小説よりも早い。

新書好きにはこれはデメリットかもしれません。

多分マイナーだから刷られてる部数が小説より少ないからだと思う。

でもだからこそ古書を買おうというインセンティブも沸くし、新しい世界も広がって一石二鳥。

読んだことなかった人は挑戦してみてはいかがでしょうか?

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